ミュージカル映画「雨に唄えば」あらすじと感想。おすすめポイント3選も合わせて紹介!

雨に唄えばのあらすじ紹介!これぞミュージカル映画の王道!

まずは、映画を全く観たことがないという人のために、ざっくりとしたあらすじです。

サイレント映画全盛の時代、俳優ドン(ジーン・ケリー)と大女優リナ・ラモント(ジーン・ヘイゲン)はドル箱の映画スターであり、大スター同士のカップルともてはやされていた。

しかし実際は、リナが一方的にドンに惚れているだけであった。

そんな中、ドンは駆け出しの女優キャシー(デビー・レイノルズ)と恋仲になってしまう。

やがて長編映画として世界初のトーキー「ジャズ・シンガー」が大成功をおさめたことにより、ハリウッドにトーキーの波が押し寄せる。

そこで彼らの映画会社では、当時作りかけだったドン&リナのサイレント映画を無理矢理トーキーにすることに決定。

しかしながら、トーキーのノウハウを知らなかったことに加え、一番の問題はリナが致命的な悪声の持ち主であったために映画の試写会は散散な結果に終わる。

そんな映画を公開したら俳優人生が崩壊してしまうと危機を感じたドンとその親友コズモ(ドナルド・オコナー)、キャシーの三人は映画をミュージカルに作り替えることを思い立つ。

あとはリナの声をどうするのかが問題だったが、コズモのアイデアでキャシーがセリフも歌も全て吹き替えることになる。こうして撮り直しは順調に進むが、吹替を知ったリナは、怒りと嫉妬から契約を盾にキャシーを自分の吹替専門担当にして表に出られないようにしてしまう。

引用元:Wikipedia

ミュージカル映画なので基本的に歌って踊るシーンがメインですね。

時代としては、映像に合わせて声が出てくるというトーキー映画が出現。それまでの無声映画からトーキー映画に変わるタイミングでのお話です。

私は1997年生まれなので、生まれた時から映画に音がついてるのは当たり前だったのですが、こんな時代があったのですね。

昔はこんなに苦労して音を映画に入れてたのか。

今はスマホひとつで、この時代よりもよい映像が撮れる。時代の進歩ってすごいですね。。

映画「雨に唄えば」はジーン・ケリーの魅力が盛りだくさん!

そして、全体的な感想としては
「ジーン・ケリーか完璧すぎる。。」

神は人に二物を与えない。とか言うけど、あれ嘘だわ。

踊れて、歌が上手くて、イケメンで、演技が上手くて。
なんだこの人完璧かよ。

基本的にこの映画、この人の魅力で成り立ってます。笑

タップダンスはもちろん上手いのですが、タップだけじゃなくて、手の動きだったり、立ち振る舞いだったり、すべてが美しいんです。

それに加えて、芯がある力強い歌声。
これはスターになるわけだわ。納得。

映画『雨に唄えば』のおすすめポイント3選【今こそ観るべき名作】

ミュージカル映画の金字塔といわれる『雨に唄えば』は、1952年の公開以来、今なお語り継がれる不朽の名作です。
ここでは、なぜ現代でもこの作品が「観る価値がある」のか、3つのおすすめポイントに絞って紹介します!

①ダンスと歌の完成度が圧倒的!「Singin’ in the Rain」のシーンは必見

この映画を語る上で欠かせないのが、

ジーン・ケリーが土砂降りの中で踊るタイトルナンバー「Singin’ in the Rain」のシーン。
映画史に残るこの名シーンは、一発撮りの奇跡と呼ばれ、現在でもCMやオマージュとして使われるほどのインパクトがあります。

傘を持ちながら軽やかにステップを踏む姿は、ダンス初心者でも魅了される

1回の撮影でOKを出したと言われる伝説(※諸説あり)

雨の美しさと喜びを体現したような表現力が、観る人の心を掴みます

「映画ってこんなに楽しくて、自由なんだ」と再認識できる名場面です。

② 映画の“歴史”を楽しめる!サイレントからトーキーへの移行期を描いた作品

『雨に唄えば』はただのラブロマンスやミュージカルではありません。


実はこの作品、先ほどもお伝えしたように、映画が“無声映画(サイレント)”から“有声映画(トーキー)”へと進化した時代背景をコミカルに描いているのです。

サイレント映画スターがトーキーに苦戦する様子がリアルで面白い

セリフのない時代の演技と、声がついたことで変化するスターの姿が描かれる

「映画産業の舞台裏」をコメディとして楽しめる構成が秀逸

映画ファンなら、この“映画史そのものを楽しむ”というメタな視点でも深く味わえるはずです。

③ 明るく前向きになれる!観終わったあとに気持ちが晴れる作品

ストーリー全体を通じて、『雨に唄えば』はポジティブで明るい空気感に満ちています。


恋愛・友情・夢に向かっての努力など、普遍的なテーマが散りばめられており、観終わったあとに「心が軽くなる」映画です。

暗い気持ちの時でも元気をもらえる

登場人物たちが前向きに困難を乗り越える姿が勇気をくれる

「映画は観る人を幸せにする力がある」と実感できる一本

まさに「落ち込んでるときに観るべき映画」「映画の原点」とも言える作品です。

今回はミュージカル映画の金字塔。「雨に唄えば Singin’ in the Rain」のあらすじと、映画の魅力に関してご紹介しました!

お読みいだだきありがとうございました。

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