2024年12月30日に公開された映画『グランメゾン・パリ』は、2019年に放送されたドラマ「グランメゾン東京」の続編として大きな注目を集めました。木村拓哉さんと鈴木京香さんのW主演により、フランス・パリを舞台に新たな物語が展開されます。
この記事では、『グランメゾン・パリ』の評価とレビューを詳しく解説し、観る価値があるかどうかを私なりに検証していきます。また、本作は2026年1月30日(金)よりAmazon Prime Videoで配信が開始される予定ですので、配信情報についても詳しく紹介していきます。
グランメゾン・パリとは?作品の概要
『グランメゾン・パリ』は、2019年にTBS系で放送されたドラマ「グランメゾン東京」の続編として制作された映画です。2024年12月30日に全国公開され、木村拓哉さんが演じるシェフ・尾花夏樹と、鈴木京香さんが演じる早見倫子が、フランス・パリで新たなレストラン「グランメゾン・パリ」を立ち上げる物語が描かれています。
前作「グランメゾン東京」では、東京でミシュラン三つ星を獲得するという大きな目標を達成しましたが、本作ではさらに高い目標として、アジア人初のミシュラン三つ星獲得を目指すという設定になっています。フランス料理の本場であるパリでの挑戦という、より困難な目標に挑む姿が描かれており、前作のファンにとっては楽しみな展開となっています。
公開直後から高い評価を受け、公開から28日間で観客動員数216万人、興行収入31.2億円を記録する大ヒットとなりました。また、映画レビューサイトFilmarksでは初日満足度ランキングで1位を獲得し、平均スコアは3.95(5点満点)という高い評価を記録しています。この数字からも、観客からの評価が高いことが分かります。
グランメゾン・パリの評価とレビューを詳しく解説
木村拓哉さんが演じる尾花夏樹は、前作から引き続きの役柄ですが、本作ではパリという新たな環境で、より困難な挑戦に立ち向かう姿が描かれています。木村拓哉さんの演技は、前作と同様に力強さと繊細さを併せ持っており、役作りのためには髪を金髪に染めるなど、役へのこだわりが感じられます。
特に印象的なのは、フランス語のセリフに挑戦している点です。本作では現地のシェフたちとの会話でフランス語が使われており、木村拓哉さん自身がフランス語のセリフを覚えて演じています。この努力が画面からも伝わってきており、キャラクターのリアリティを高めていると思います。
尾花というキャラクターは、料理への情熱と完璧主義な性格が特徴ですが、本作ではさらに人間的な成長も描かれています。パリという異国の地での困難や、新しい環境への適応、そして仲間との絆の深まりなど、キャラクターの多面性がより際立っており、木村拓哉さんの演技がそれを支えています。
鈴木京香さんが演じる早見倫子は、尾花のパートナーとして、レストランの経営面を支える重要な役割を担っています。本作では、パリでの新店舗立ち上げという大きなプロジェクトにおいて、倫子のリーダーシップや判断力がより重要な役割を果たしています。
鈴木京香さんの演技は、倫子の内面的な強さと優しさを両立させており、キャラクターの魅力を引き出しています。パリという異国の地での経営には、食材調達やスタッフの確保など、様々な困難が伴いますが、倫子の冷静な判断と実行力が物語を前に進めていく原動力となっています。
また、尾花との関係性も、前作からさらに深まっており、パートナーとしての信頼関係が描かれています。鈴木京香さんの演技により、倫子というキャラクターの成長と、物語への貢献が自然に表現されていると思います。
本作では、ドラマ版からの主要キャストが再集結しています。沢村一樹さん、及川光博さん、玉森裕太さん(Kis-My-Ft2)、寛一郎さん、吉谷彩子さん、中村アンさん、冨永愛さんなど、それぞれのキャラクターがパリでの新たな挑戦に参加しています。キャスト陣の再集結は、前作のファンにとって大きな楽しみの一つとなっています。
さらに、新キャストとして、パティシエ役に2PMのオク・テギョンさん、見習いシェフ役にAぇ! groupの正門良規さんが加わっています。オク・テギョンさんにとっては日本映画初出演となり、木村拓哉さんとの初共演も話題となりました。新キャストの加入により、物語に新たな魅力と国際色が加わっています。
ストーリーの評価としては、Filmarksで平均スコア3.95という高い評価を得ていることから、多くの観客が満足していることが分かります。観客からは、「ドラマ版のキャストが再集結して嬉しい」「パリを舞台にした新たな挑戦が面白い」「料理シーンが美しい」といった感想が寄せられています。
本作の最大の見どころの一つは、リアルな料理シーンです。料理監修を務めたのは、フランスでアジア人初のミシュラン三つ星を獲得し、5年連続で三つ星を維持している「Restaurant KEI」の小林圭シェフです。この実力派シェフによる監修により、映画内の料理シーンは非常にリアルで美しく、視覚的にも楽しめる作品となっています。
小林圭シェフは、2020年にアジア人初のフランス三つ星を獲得したという経歴を持っており、まさに映画のテーマと一致した実績を持つ人物です。そのため、映画内で描かれる料理の世界観が、現実のミシュラン三つ星レストランの雰囲気を非常に正確に再現していると思います。
料理の盛り付けや調理過程の描写も細かく、フランス料理の美しさと技術が存分に表現されています。特に、ガラディナー(大規模な食事会)のシーンなど、大掛かりな料理シーンでは、その迫力と美しさが印象的です。
グランメゾン・パリの見どころはどこ?
『グランメゾン・パリ』の見どころは、何と言ってもフランス・パリでの本格的なロケです。実際にパリの街並みや、ランジス市場などの実在の場所で撮影が行われており、作品のリアリティを高めています。
パリの美しい風景がスクリーンに映し出され、観客はまるでパリを訪れているかのような感覚を味わうことができます。特に、パリの街並みや、レストランが位置する場所の選定など、細部にわたってこだわりが感じられます。
また、キャスト陣がフランス語のセリフに挑戦している点も見どころの一つです。現地のシェフたちとの会話でフランス語が使われており、キャスト陣の努力が画面から伝わってきます。この言語の壁への挑戦は、物語のテーマである「異国の地での挑戦」と重なり、より深みのある作品となっています。
新キャストのオク・テギョンさんと正門良規さんの加入も、見どころの一つです。オク・テギョンさんはパティシエ役として、デザート作りに情熱を注ぐキャラクターを演じており、正門良規さんは見習いシェフとして成長していく姿が描かれています。新キャストの演技も高く評価されており、物語に新たな魅力を加えています。
グランメゾン・パリのあらすじ(ネタバレなし)
物語は、「グランメゾン東京」で三つ星を獲得した尾花と倫子が、新たな挑戦としてフランス・パリに「グランメゾン・パリ」をオープンするところから始まります。パリという異国の地でのレストラン経営は、想像以上の困難が待ち受けています。
食材調達の困難、現地のシェフたちとの競争、文化の違い、そして言語の壁など、様々な問題に直面します。特に、ガラディナーという大規模な食事会での失敗は、物語の転換点となる重要なシーンです。
しかし、尾花と倫子、そしてチームのメンバーたちは、これらの困難を乗り越えようと奮闘します。アジア人初のミシュラン三つ星獲得という高い目標に向かって、仲間との絆を深めながら挑戦していく姿が描かれています。
物語の展開は、前作のファンにとっては親しみやすいながらも、新たな環境での困難や成長が描かれており、飽きることなく楽しめる内容となっています。ネタバレは避けますが、感動的な結末が待っていることは間違いありません。
グランメゾン・パリの配信サービスと見る方法
『グランメゾン・パリ』は、2026年1月30日(金)よりAmazon Prime Videoで配信が開始されます。劇場で観逃した方や、もう一度観たいという方には、配信での視聴がおすすめです。
視聴するには、Amazon Primeの会員登録が必要です。Amazon Prime会員であれば、追加料金なしで視聴できます。まだ会員でない方は、Amazonの公式サイトから会員登録を行うことで、30日間の無料体験を利用できるため、まずは試してみるのも良いでしょう。
Prime Videoのアプリやウェブサイトから「グランメゾン・パリ」と検索すれば、すぐに視聴を開始できます。スマートフォンやタブレット、テレビなど、様々なデバイスで視聴できるのも配信サービスの利点ですね。自宅の大画面で、パリの美しい風景や料理の映像美を堪能するのも良いでしょう。
また、2025年8月8日にはBlu-ray&DVDも発売されており、豪華版にはメイキング映像やビジュアルコメンタリーなどの特典が収録されています。配信で気に入った方は、パッケージ版で特典映像を楽しむのもおすすめです。
グランメゾン・パリまとめ:観る価値はある?
『グランメゾン・パリ』の評価を総合すると、観る価値は十分にあると思います。Filmarksで平均スコア3.95という高い評価を記録し、観客動員数216万人、興行収入31.2億円という興行成績を残したことからも、多くの観客が満足したことが分かります。
木村拓哉さんと鈴木京香さんの演技は、前作と同様に高く評価されており、特に木村拓哉さんのフランス語への挑戦や、役作りのための努力が伝わってきます。キャスト陣の再集結と新キャストの加入により、物語に新たな魅力が加わっています。
料理監修を務めた小林圭シェフの実績と、実際のミシュラン三つ星レストランの世界観を再現した料理シーンは、視覚的にも楽しめる内容となっています。パリでの本格的なロケにより、作品のリアリティも高まっています。
ドラマ「グランメゾン東京」のファンにとっては、続編として楽しめる内容であり、新しく作品に触れる方にとっては、独立した作品としても楽しめる構成になっています。料理への情熱、仲間との絆、そして挑戦し続ける姿勢が描かれた感動的な作品だと思います。
2026年1月30日(金)よりAmazon Prime Videoで配信が開始されますので、まだ観ていない方はぜひこの機会に視聴してみてください。劇場で観た方も、配信で再度楽しむことで、新たな発見があるかもしれません。
映画の余韻 

